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飛行機事故での死亡率


 自動車の交通事故と、飛行機の事故。どちらも遭えば、悲惨な、悲しい事故です。

飛行機が怖い、と言われる方の中には、「飛行機は落ちる」と思われている方も多いと思います。
でも、よく考えると、日本国内で交通事故のニュースが絶えない日はありません。
飛行機は国内線だけで、一日約2000便ほど飛んでいますが、事故はほとんど起きていません。

では、実際のところ、どうなのでしょうか。

1996年から2001年までの交通事故死亡者数、世界と日本国内での航空事故死亡者数を表にしてみると、
交通事故 世界の航空事故 国内の航空事故
1996年 9942 1146 26
1997年 9640 929 28
1998年 9211 904 22
1999年 9006 499 9
2000年 9066 757 9
2001年 8747 577 12

世界の航空事故と国内の交通事故を比べてみても、その数には大きな差があります。
2003年の交通事故は、8分に1回の確立で起きています。
普通に道を歩いていても、車を運転していても、事故に遭う確立は飛行機より高いのです。

それでは、発生件数ではどうでしょうか。
2001年、交通事故(人身事故のみ)発生件数は、94万7169件。
死亡者8747人、負傷者118万955人でした。
1件当たり、1.3人の負傷・死亡者になります。
同じ年の民間航空事故の発生件数は、21件。
死亡者12人、重軽傷者131人でした。
1件当たり7人の負傷・死亡者となります。

ちなみに、交通事故の死亡者は事故発生から24時間以内に死亡した人、航空事故の死亡者は事故発生より30日以内に死亡した人をさすので、交通事故の死亡者数は実際にはもっと多いと思います。

事故は、遭うときには遭ってしまうと思うのですが、こういう統計もあるということ、知っていただければうれしいです。


Last Up Date Mar. 24th, 2004

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